毎年1月初旬早朝、中島区の若衆たちが掛け声も勇ましく厳寒の海へ飛び込んで、長さ5mあまりの竹の先に御幣をつけた「梵天」を海中に立てるという勇壮な行事です。海岸では行人(ぎょうにん)たちが般若心経を唱え、五穀豊穣・浜大漁などを祈願します。江戸時代の元禄年間に、ふりかかった災いを出羽三山で行人の祈祷によるご利益で解決したことから始まったと伝えられており、この年に初めて仲間入りをした成人の男子が中心となる一種の成人儀礼として、300年以上続いてきた民俗行事です。
また、木更津中島の梵天立て」として無形の民俗文化財にも選定されています。
文化財にも選定されている、中島の梵天立ての日程・駐車場・アクセスや見どころをご紹介します。
目次
中島の梵天立てとは?
中島の梵天立ての歴史
中島の梵天立ては、江戸時代の元禄年間(1688~1704年)に金田東地区の中島集落に降りかかった災難を、出羽三山の威徳で解決したという故事に由来するといわれる。出羽三山信仰との関わりを伝える風俗習慣として、国の選択無形民俗文化財に指定されている。
中島の梵天立て日程・時間・開催場所・問い合わせ・公式HP
問い合わせ・公式HP
お問い合わせ |
(一社)木更津市観光協会(きさらづしかんこうきょうかい) 0438-22-7711 |
公式HP | https://www.city.kisarazu.lg.jp/ |
map |
日程・時間
日程 |
開始時間 |
イベント内容 | 開催場所 |
1/7 | 7:00頃〜(日の出に合わせる) |
梵天立て |
中島海岸 |
中島の梵天立ての見どころ
晒木綿【さらしもめん】の褌【ふんどし】に鉢巻・襷【たすき】を身にまとった勇ましい姿の若衆わかいしゅたちが,厳寒げんかんの海に入り梵天を立てる民俗行事です。
沖付近まで向かい6本の梵天を立てた後の光景は感動必須です。
SNSでの評判は?
屋台の出る日程・場所・種類
屋台情報はありません。
アクセス
電車のアクセス
JR内房線巌根駅からタクシーで約15分
車のアクセス
JR内房線巌根駅から車で約15分
駐車場情報
無料駐車場はあります。近くに行くと、駐車場の案内もあり、駐車に困ることはなさそうです。
交通規制について
交通規制はありません。
まとめ
文化財にも選定されている、中島の梵天立てです。
是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。