七日堂裸詣りは福島県河沼郡柳津町で行われ、1000年以上受け継がれており、その一年の幸福と無病息災を祈る奇祭と言われ全国に知られています。
大鐘が鳴るのを合図に、褌姿のたくさんの男が菊光堂(本堂)を目指しかけあがるお祭りで、その圧巻の姿に毎年多くの観光客が訪れています。
そんな七日堂裸詣りの日程・駐車場・アクセス・歴史・伝説や見どころをご紹介します。
目次
七日堂裸詣りとは?
七日堂裸詣りの歴史・伝説
昔々の伝説―。かつて、この地は不作や疫病に長く悩まされていたが、虚空蔵尊のお告げを受けた弥生姫が、只見川の底に棲む龍神から如意宝珠を借り受けることで、その不幸を調伏することができた。しかし、数年後の1月7日の夜に、龍神はその宝珠を取り返すべく、菊光堂に現れる。そこで、信者たちは宝珠を渡すまいと、堂内で結束。必死に騒ぎ立て、龍神を追い返すことに成功する。この「七日堂裸詣り」は、その時の団結の尊さを今に伝えている。
七日堂裸詣り日程・時間・開催場所・問い合わせ・公式HP
問い合わせ・公式HP・map
お問い合わせ | 柳津観光協会 TEL. 0241-42-2346 柳津町役場地域振興課 TEL. 0241-42-2114 |
公式HP | http://www.okuaizu.net/events/event/414/ |
map |
日程・時間
日程 |
開始時間 |
イベント内容 | 開催場所 |
1/7 | 20:30〜21:30 |
七日堂裸詣り |
福島県柳津町・福満虚空蔵菩薩圓蔵寺 |
七日堂裸詣りの見どころ
柳津町で開催の、七日堂裸詣りは毎年1月7日の夜に、赤々と揺れるかがり火の中で、行われます。
民衆の力で只見川に凄む竜神を追い払ったという伝説にちなんだ奇祭と言われ、
大鐘の音を皮切りに、褌一つのたくさんの男が極寒の中、競い合いながら菊光堂(本堂)目指して、113段の石段を駆け上がる。113段の石段を駆け上った後に待ち受ける菊光堂では大鰐口(おおわにぐち/金鼓)から垂れた頑丈な麻縄(4.8m)を、よじ登っていきます。その後、堂外にて撒かれる招福除災の牛王宝印の差し込まれた矢を拾うことで幸福が授かるといわれています。
また、男性客であれば誰でも参加が可能で着替えの場所も用意されています。(女性は見学だけのようです。)
SNSでの評判は?
アクセス
電車のアクセス
JR「会津柳津駅」から徒歩10分
車のアクセス
磐越道会津坂下ICから国道252号経由4km5分
駐車場情報
無料駐車場及び臨時駐車場はないようですが無料臨時シャトルバスがあるようです。
無料臨時シャトルバス
下り |
会津若松駅発 | 18:00(柳津観光案内所行き) |
上り |
柳津観光案内所 | 22:00(会津若松駅行き) |
問い合わせ先 |
柳津観光協会 0241-42-2346 |
交通規制について
交通規制は特にないようです。
まとめ
1年の幸福や無病息災を祈願したお祭りとなっており、一般の男性客であれば参加することもできるお祭りとなっています。
1年が始まってまだ間もないこの時期だからこそお祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。