日本三大 火 祭りのひとつである那智の扇祭り。
一番の見どころは那智の瀧前の石段を約50kg以上のたいまつに火が燃え盛ったまま練り歩くさまです。
そんな魅力的な 火 祭りの開催場所や開催時間をご紹介します。
目次
那智の扇祭りとは?
通称那智の 火 祭りと言いますがですが平成27年度に国の重要無形民俗文化財に指定されたことにより那智の扇祭りに統一されました。
重要無形民俗文化財に指定されるほどの魅力的な那智の扇祭りの開催場所や開催時間をお伝えします。
2019年 那智の扇祭りの日程・開催時間は?
2019年の那智の扇祭りは、7月14日に行われます。
下記に、お祭りの開催場所や開催時間などをまとめてみました。
開催場所・問い合わせ先
日程 | 7月14日 |
開催場所 | 熊野那智大社 |
時間 | 午前10時〜午後3時半 |
住所 | 和歌山県東牟婁郡 那智勝浦町那智山1 |
マップ | |
お問い合わせ | 0735-55-0321 |
公式HP | http://kumanonachitaisha.or.jp |
開催時間(詳細)
(目安時間) | 式次第 | 場所 | |
---|---|---|---|
10:00 | 御本社大前の儀 | 熊野那智大社 | |
11:00 | 大和舞 | 熊野那智大社特設舞台 | |
11:30 | 那智の田楽ユネスコ無形文化遺産 | 熊野那智大社特設舞台 | |
12:15 | 御田植式 | 熊野那智大社 | |
13:30 | 伏拝扇立神事 | 伏拝み | |
14:00 | 御火行事「那智の火祭」と呼ばれる所以となる行事 | 飛瀧神社(那智の滝) | |
14:20 | 御瀧本大前の儀 | 飛瀧神社(那智の滝) | |
14:50 | 御田刈式・那瀑舞 | 飛瀧神社(那智の滝) | |
15:30 | 扇神輿還御祭 | 熊野那智大社 |
引用:http://kumanonachitaisha.or.jp
那智の扇祭りの見どころは?
注目すべきお祭りの内容はこの二つ!
・那智の田楽
1976年5月 国の重要無形民俗文化財 指定
2012年12月 ユネスコ無形文化遺産 登録
民俗芸能の田楽です。
演目2曲目に指定されている「鋸刃」の中に田植えを連想するものもあり、昔からの伝統を今もなお、継続している情景があるようです。
那智の田楽の演者は笛1人、笛控1人、ササラ4人、太鼓4人、シテテン(鼓役)2人の計12人である。演目は21曲と番外のあわせて22曲あり、合計40分と濃い内容となっています。
・御火行事「那智の 火 祭り」
扇祭りの最大の見どころの 火 祭りです。
約50キロある大松明と扇神輿が出会うと、大松明12体が円陣を組んで石段をまわって扇神輿に火の粉を浴びせます。
そして、扇神輿の前の神役も扇子を開いて松明の炎を扇ぎ、扇神輿を清めます。
その際、一方では火払所役の氏子が手桶の水を汲んでは松明に浴びせかけ、火の粉を消して回ります。
そして、「炎」と「松明所役の氏子」・「扇指し」が交し合う掛け声が一丸となり、飛瀧神社前と参道を往復して大松明を抱えながらギャラリーの前を乱舞し、練り歩きます。
イメージが湧かない方はこちらから
「御火行事」を見るには場所取りが大事!
那智の扇祭りの最大の見どころの「御火行事」は早くから場所取りをされている方もいらっしゃいます。
残念ながら、見物場所の良い場所は有料席や指定席などもないようです。
大松明が回る石段の両端が一番の見易さとなっているのでその場所を抑えることが大事になってきます。
石段下段の両側だと、迫力ある大松明が行き交う姿を見ることができます。
午後の2時から始まる「御火行事」ですが、早い方は午前9時から場所取りをされている方もいるようなので、どうしても迫力のある「御火行事」を見たい場合はそれよりも早く場所取りをする必要がありそうです。
SNSでの評判は?
那智の扇祭り!那智の火祭りのハイライト!
— とろろ (@rosanjin48) 2018年7月14日
神がかってる! pic.twitter.com/9keueRrFpB
那智の滝、今から 火 祭りです pic.twitter.com/joZ7yWI2JN
— nory (@rockjapanbz) 2018年7月14日
【和歌山・那智の火祭り】<7月14日>正式名は扇祭。熊野那智大社に祀られている滝の神が年に一度、滝本の飛龍神社へ里帰りする行事。12柱の神々を高さ6mの扇神輿にそれぞれ遷し、男衆が支える重さ50㎏の大松明の火々で迎え清める。 pic.twitter.com/6SjPtD5xSI
— 奇祭ファン倶楽部(KFC) (@clubkisai) 2018年1月3日
駐車場情報
※オレンジはメイン会場
駐車番号 | 駐車場名 | 補足 |
① |
大門坂 |
那智山中腹にある臨時の駐車場。 午前9時までに行けば駐車可能。 熊野那智大社本社まで徒歩で30分ほどですが、シャトルバスも出ているようです。 |
② |
那智の瀧入り口前 |
那智の瀧に一番近い駐車場 熊野那智大社本社まで徒歩15分 |
③ |
道の駅なちの駐車場 |
徒歩とバスで約3時間かかる模様。時間が余裕がある方にお勧めです。 |
アクセス情報
・電車
JR紀勢本線 紀伊勝浦駅
紀伊勝浦駅より熊野交通バスで那智山バス停まで約30分、タクシー20分
・車
大阪から
大阪から国道168号線・国道42号線を経て那智勝浦町へ (約5時間)
大阪から阪和自動車道→南紀田辺I→田辺西バイパス→国道42号線を経て那智勝浦町へ(約5時間)
名古屋から
名古屋から東名阪道・伊勢道・紀勢自動車道を利用し、熊野尾鷲道路→熊野大泊IC→国道42号線を経て那智勝浦町へ(約4時間)→那智勝浦町より約20分
・飛行機
羽田空港~南紀白浜空港まで 約1時間
↓
白浜からJRで紀伊勝浦へ 約1時間30分
まとめ
いかがでしたでしょうか?
魅力いっぱいの那智の扇祭り。朝早く動くことにより楽しみが倍増するこの祭り。日本3大 火 祭りのひとつでもある迫力満点の那智の火祭りは一度でもいいのでみたいものです。
近い方や興味のある方は是非一度足を運んでみることをお勧めします。