須賀神社の春の祭礼で、かつては「祇園祭」として6月に行われていました。
祭礼は、須賀神社の祭神が同じ町内にある神明社の祭神を、山車とお囃子などでにぎやかに訪問することが目的といわれています。
現在、山車は4台あり、入船山車(新居野組)・竜神山車(原組)・恵比寿山車(仲組)・鳳凰山車(庄野組)です。河瀬・宮北市組は、花組と称し花車(チャラボコ)で参加しています。祭り囃子はこれらの山車上で演奏されます。お囃子の伝承にそれぞれの組が工夫・努力をしています。
そんな須賀神社大祭の日程・駐車場・アクセス・交通規制や見どころをご紹介します。
目次
須賀神社大祭とは?
須賀神社大祭の歴史
口伝によれば起源は江戸時代とされ、1875年(明治8年)の『祭礼記』に当時の様子が記されています。旧暦6月の祇園祭として催されていましたが、明治末期より4月14日となり、近年は4月第2日曜日に実施されています。
かつては収納庫がなく、山車は解体して須賀神社の舞台に収めていましたが、1893年(明治26年)の火事により舞台が焼失し、すべての山車が灰燼と帰しました。現在の4台の山車は1895年(明治28年)以降に築造、あるいは買い入れられたものです。
現在、氏子は6組で構成されています。「原」と「宮北市」、「河瀬」と「仲」、「庄野」と「新居野」というように二組で3年ごとに年番を務めます。
1982年(昭和57年)1月8日、神社に格納されている祭礼山車と祭りばやしが額田町(現・岡崎市)の無形民俗文化財に指定されました。
須賀神社大祭 日程・時間・開催場所・問い合わせ・公式HP
問い合わせ・公式HP
お問い合わせ | 0564-64-1637(岡崎市観光協会) |
公式HP | https://okazaki-kanko.jp/event/681 |
map |
日程・時間
日程 |
開始時間 |
イベント内容 | 開催場所 |
4/12(日) |
10:00 |
須賀神社式典 |
須賀神社 ※雨天の場合は山車中止 |
11:45 |
須賀神社から山車と御神輿出発(途中辻で演出などあり) | ||
14:30 |
神明社到着、お囃子披露 | ||
15:30 |
神明社出発 | ||
16:20 |
須賀神社到着 |
須賀神社大祭の見どころ
山車
須賀神社大祭の見どころはやはり“山車”です。
山車は高さ5〜6m、重さ3〜4tにもなります。
それぞれの山車の特徴を紹介します。
①新若丸(しんわかまる):新居野組
前の山車が老朽化のため、平成10年に新造されました。明治28年に舟形の山車を築造しており、名称はその名残です。4台の山車の中で一番大きな山車になります。歌舞伎芝居に因んだ「六方・鎧引・甚六・祇園ばやし」などがあり、宮入で坂を登る時に「鎧引」を景気よく演奏します。
②龍神丸(りゅうじんまる):原組
前の山車が明治26年の火事で焼失し、明治28年以降に作られました。両柱に白木の「手長足長」の彫物、前山車下段に「龍神」の彫刻が施されています。お囃子は山車がゆっくり進む時、宮入時それぞれの曲目があります。
③恵比寿丸(えびすまる):仲組
前の山車が明治26年火事で焼失し、明治28年ごろ、能見神明宮の山車を購入しました。鬼板に金箔を貼り「恵比寿」彫刻、前山車の扉と下山の彫刻周囲に螺鈿細工が施されています。
④鳳凰丸(ほうおうまる):庄野組
こちらの建造時期は不明ですが、能見神明宮の山車を購入したと伝わっています。お囃子は宮出時に「五号」・宮入時「四号」・道行時「二号・六号」を演奏します。
⑤花組車(はなぐみしゃ):河瀬組、宮北市組合同
こちらの建造時期は不明です。花の造花・時期によっては、桜の生花にて全車を飾るため、花組車とも言われています。かつては余興を担当していましたが、この役割が無くなり、山車として加えられました。
山車の引き出し、飾り付けは祭り当日に行われます。それぞれの山車の違いを見物するのもまた楽しみの一つです。また山車が道の角で方向転換する様は力強く、圧巻です。是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
お囃子
神社の氏子が組単位で祭り囃子を練習 します。楽譜のない口伝ともいえる楽曲も多く、手、耳、腕で覚えていきます。長い年月の中で失われた曲もあるそうです。かつて祭り囃子を奏でた大人から子どもたちへ伝承されていきます。次世代へと受け継がれていく伝統的なお囃子を是非ご堪能ください。
屋台の出る日程・場所・種類
屋台の出店は無いそうです。
アクセス
電車のアクセス
名鉄「本宿」駅より名鉄バスくらがり渓谷行「月秋」下車徒歩5分
車のアクセス
新東名高速道路「岡崎東」出口より約5分
駐車場情報
無料駐車場や専用駐車場はございません。
交通規制について
当日の交通規制は特に無いようです。
まとめ
愛知県岡崎市の須賀神社で毎年4月の第2日曜日に行われます。
神社に格納されている祭礼山車と祭りばやしが額田町(現・岡崎市)の無形民俗文化財に指定された由緒正しいお祭りです。
次世代へと受け継がれていく伝統的なお祭りをご家族や親しいご友人と楽しまれてはいかがでしょうか。