「深大寺 元三大師大祭」は、毎年3月3日と4日に開催される深大寺最大の行事です。厄除元三大師大祭は、江戸時代に始まった縁日で、慈恵大師を讃えるものです。祭典の中心となるのは、元三大師堂での諸願成就の大護摩供と、境内を赤く染める「だるま市」です。
大護摩供は、10時から16時まで1時間おきに終日行われ、平安絵巻のような「お練り行列」や「元三大師御影供」が行われます。高僧が袍裳金襴七条袈裟を着て境内を進む姿は圧巻です。
だるま市は、日本三大だるま市の一つで、大小約300の縁起だるま店が並びます。境内や門前がだるまの朱色に染まり、参詣者が多く訪れます。購入しただるまには僧侶が左目に「阿」字、右目に「吽」字を入れる「だるま開眼所」で目入れしてもらえます。
この祭典は、歴史と伝統のある行事であり、深大寺の紅梅白梅が見ごろを迎える3月3日と4日に開催されます。
そんな「深大寺 元三大師大祭」の日程・駐車場・アクセス・交通規制・屋台・SNSや見どころをご紹介します。
深大寺 元三大師大祭とは？
深大寺 元三大師大祭の歴史
「深大寺 元三大師大祭」は、東京都調布市にある深大寺で毎年3月3日から4日にかけて行われる、歴史ある仏教行事です。この祭りは、江戸時代中頃から続いており、特に梅の咲く時期に開催されるため、庶民にとって春の到来を象徴する重要なイベントとなっています。
この祭りは、深大寺の最大の行事であり、元三大師（慈恵大師良源）を讃える縁日として行われます。元三大師は平安時代に比叡山の延暦寺で活躍した高僧で、厄除け大師として古くから民間に信仰されてきました。1646年の大火によって深大寺は多大な被害を受けましたが、元三大師像だけは奇跡的に焼けずに残りました。この縁起の良い出来事が、さらに縁起の良いだるま信仰と結びついて、「厄除元三大師大祭」として行われるようになりました。
祭りの中心となるのは「大護摩供」で、元三大師堂で終日行われます。僧侶が護摩を祈願し、参拝者がその威力を感じることができます。また、「お練り行列」も重要な部分で、僧侶や信徒らが雅楽を奏でながら境内を練り歩き、元三大師像の御影供に供物を献上します。
この祭りは、日本三大だるま市の一つでもあります。境内には多数のだるま店が並び、参道には100軒以上の屋台が並びます。購入しただるまの左目に僧侶が書き入れる「阿吽（あうん）の梵字」も特徴で、心願成就を祈願します。1年後に心願かなったら、右目に「吽」の梵字を入れるのが伝統です。
この祭りは、約10万人の参拝者が訪れ、深大寺の厳粛な空気の中にあたたかく親しみやすい雰囲気が漂います。深大寺の創建は今からおよそ1300年前に遡り、多くの火災に見舞われたにもかかわらず、今日まで貴重な仏像や文化財が伝えられています。
このように、「深大寺 元三大師大祭」は、歴史と文化が交わる一大イベントであり、参拝者に深い印象を残しています。
深大寺 元三大師大祭の日程・時間・開催場所・問い合わせ・公式HP
深大寺 元三大師大祭の開催情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | 厄除元三大師大祭・だるま市（やくよけがんざんだいしたいさい・だるまいち） |
| 開催日程 | 2024年3月3日（日）～3月4日（月） |
| 開催時間 | 9:00～17:00（予定） |
| イベント内容 | – だるま市: 約300軒の縁起だるま店が並び、境内や門前がだるまの朱色に染まる。10時～16時の約1時間毎に厄難消除・諸願成就の大護摩供が行われます。14時には「百味供養」とお練り行列が行われます（予定）。 |
| – 元三大師堂: 諸願成就の大護摩供が終日行われます。 | |
| – だるま開眼所「阿吽」: 僧侶により新しいだるまに物事の始まりを表わす梵字の「阿」、納めのだるまには物事の終わりを表わす「吽」を入れてもらえます。 | |
| 問い合わせ先 | 深大寺 寺務所（042-486-5511） |
| 公式HP | 深大寺公式サイト |
このイベントは、深大寺の歴史と伝統を感じることができ、多くの人でにぎわう行事です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
深大寺 元三大師大祭の見どころ
深大寺 元三大師大祭見どころ：お練り行列
- お練り行列は、深大寺最大の行事「厄除元三大師大祭」の見どころの一つです。雅楽衆を先頭に、木遣り衆、講中とともに袍裳金襴七条袈裟に身を包んだ高僧が境内を進む姿は圧巻です。特に、江戸時代の法被を着た木遣り衆が演奏しながら登場し、その後、高僧が最高の儀式服を着た姿はまるで古い時代にタイムトリップする感覚を与えます。比叡山以外でなかなか聴くことの出来ない聲明が唱えられ、厄よけと諸願成就を祈願する「元三大師御影供」が行われます。お練り行列は、深大寺の歴史と伝統を感じることができます。
お練り行列はこちら
深大寺 元三大師大祭見どころ：大護摩供
- 大護摩供は、深大寺の最大行事「厄除元三大師大祭」の中核となる儀式です。元三大師堂で、10時から16時まで1時間おきに終日行われます。僧侶が様々な供物を焚き上げ、厄や災いを払い、ご本尊の加護を願います。比叡山以外でなかなか聴くことの出来ない聲明が唱えられ、参詣者は厄よけと諸願成就を祈願することができます。大護摩供は、密教の代表的儀式であり、深大寺の歴史とその重要性を感じさせる見どころです。
大護摩供はこちら
深大寺 元三大師大祭見どころ：縁起だるま市
-
- 縁起だるま市は、深大寺の境内で開催される行事の一つで、日本三大だるま市の1つです。大小約300余の縁起だるま店が並び、威勢の良い掛け声とともにだるまを販売します。購入しただるまは、元三大師堂前の特設だるま開眼所で僧侶が直接目入れを行います。縁起だるま市は、庶民にとって春の到来を象徴する行事であり、参詣者に好評です。
SNSでの評判は？
お祭りユーザー: #厄除元三大師大祭
2023年3月3日（金）～4日（土）に「深大寺」で開催される「厄除元三大師大祭・だるま市」。
「だるまの目入れ所」に購入しただるまをもっていくと、僧侶が直々に目入れをしてくれます。
だるまの目に梵字（ぼんじ／インドの古い文字のこと）を入れるのは深大寺ならでは。目入れの受付は、両日9時から17時までです。
深大寺公式アカウント▶ jindaiji_temple_official
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■厄除元三大師大祭・だるま市
📅：2023年3月3日（金）～4日（土）
開催場所：深大寺
📍：東京都調布市深大寺元町5-15-1
🚃：
・京王線、相模原線「調布駅」より京王バス（深大寺行き、吉祥寺駅行き、杏林大学病院行き、三鷹駅行き）乗車、バス停「深大寺小学校」で下車後、徒歩で約5分（深大寺行きは、終点「深大寺」より徒歩で約1分）
・京王線「つつじヶ丘駅」より京王バス（深大寺行き）乗車、バス停「深大寺」で下車後、徒歩で約31分 など
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お祭りユーザー: 今年も規模を縮小して
3月3日（木）4日（金）
元三大師大祭・だるま市
今年こそは起き上がるから･･･
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お祭りユーザー: 3月3日（木）4日（金）
元三大師大祭・だるま市
2日間限定で、だるま市朱印を授与いたします。
散華付きとなっております。
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お祭りユーザー: 2018年3月4日
東京都調布市 #深大寺 #厄除元三大師
#深大寺だるま市 に行って来ました🎵
#日本三大だるま市 と言われています😃
だるまを購入する習慣がないので買う予定ではなかったのですが、小さなだるまでも梵字の「ア」を目に直に書いて頂けるとのこと😍💕、いろいろなだるまを見ていたら欲しくなりました☺ 初めてなので小さな緑のだるまさんをいただきました🙌「健康が一番」
とても楽しかったので、来年も伺うことが決定ですね😃🎶
一回り大きなだるまさんが欲しいです🎵
国宝の白鳳仏も拝見してきました🙏
最後は#深大寺そば #手打ちそば湧水 さんでいただきました😋💕 深大寺に行くとそばを食べるのは決まり事になっています☺
皆さんも好みのお店があるのでしょうね😃
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#元三大師大祭 #御朱印 #限定御朱印 #東京都調布市の御朱印
お祭りユーザー: 3月3日と4日の深大寺のだるま市。3日に行ったら日曜日でゲキコミだったので、だるまさんだけ購入して、今朝あさイチで再び訪問して、お坊さまに目を入れていただきました。
深大寺いつもは車で行くけど、初めて自転車で行ったら、家から30〜40分で、いい運動になりました。
#深大寺 #元三大師大祭 #だるま市 #深大寺だるま市2024
#jindaiji #daruma
お祭りユーザー: jindaiji_temple_official
3月4日。
調布市、
深大寺のだるま市へ。
念願の多摩だるまは内野屋さん。
左目に、
阿吽の阿(あ)の梵字を書き入れて頂きました♡
願いが叶えば、来年吽(うん)を
右目に書いてもらい、納めます。
賑やかで楽しい1日🎶
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#元三大師大祭 #日本三大だるま市
#多摩だるま #だるま #梵字 #伝統行事
お祭りユーザー: 【2018.3.4】深大寺-調布(東京)-
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#元三大師大祭 #深大寺だるま市 に行って来ました😊✨
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深大寺さん最大の行事#厄除元三大師大祭 へは、6万人余りの人々がお参りに来られるそうです👏✨
#深大寺だるま市限定御朱印 は薄いブルーのキラキラした和紙に書かれていて#日本三大ダルマ市 と押印されていました〜〜〜😍
教えてくれたフォロワーさんに感謝です🙌💕
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前回お参りした時は、銅像釈迦如来倚像(#白鳳仏 )が#国宝 に指定されてすぐで、トーハクへのお出掛け準備中でしたので、複製されたお身代わり像にお会いしました😌
関東の寺院にある国宝仏では鎌倉に次ぐ二例目で、東日本最古の国宝仏誕生だそうデス🎊
今回は、とっても美しい白鳳仏さまにお会い出来てとっても癒されました✨
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私の大好きな深大寺さんの手水🍀✨
シートで覆われ、奥にはダンボール📦
でも、ぐぃぐぃ入って行って、眺めて癒されてきました〜〜〜😍(笑)
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#鬼太郎茶屋 に向かう途中、職場の同僚❓先輩❓後輩❓…微妙な関係ですが(笑)、奥さんが私を見つけて声を掛けてくれました😅
休みに職場の人に偶然会うと、気恥ずかしいというか何というか…💦💦💦
大勢の人の中で、よく私を見つけられたなぁ…と思いましたョ🤣🤣🤣
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深大寺の「厄除元三大師大祭・だるま市」で屋台が並ぶ日程と場所
深大寺の「厄除元三大師大祭・だるま市」は、毎年3月3日と4日に開催されます。この行事は「日本三大だるま市」のひとつとして知られており、境内には約300軒の縁起だるまの屋台がひしめき合います。
屋台の出店場所
屋台は深大寺の参道に並び、特に本堂や釈迦堂、元三大師堂を取り巻く周辺に多く見られます。参道には「深大寺そば」の店が軒を連ねています。これは、江戸時代から蕎麦を作り寺院に献上する伝統があり、現在でもその伝統が引き継がれています。
屋台の種類
屋台は多様で、ご当地グルメやおやつ、占い、射撃など様々なものが並びます。例えば、焼きそば、たこ焼き、大たこ焼き、じゃがバター、ポテトフライ、信州吾平餅、唐辛子屋さん、お焼き、鯛焼き、今川焼き、綿飴、チョコバナナ、杏飴、房総の小魚などが楽しめます。
特徴的なイベント
この行事には、雅楽の演奏を先頭に高僧が境内を練り歩く「お練り行列」が含まれます。また、購入しただるまの左目に僧侶が直々に梵字（「阿吽の呼吸」に基づく「阿」字と「吽」字）を入れる「だるまの目入れ所」も設置されます。だるまの目に「阿」字を入れるのは、物事の始まりを意味し、1年後に願いがかなったら「吽」字を入れるのが特徴です。
訪問情報
- 開催日: 2024年3月3日（日）と4日（月）
- 開催時間: 9:00～17:00
- 開催場所: 深大寺（東京都調布市深大寺元町5-15-1）
- 電話番号: 042-486-5511（寺務所）
- 料金: 入場無料
深大寺の「厄除元三大師大祭・だるま市」は、春を呼ぶ風物詩として知られており、訪れる人々に多くの魅力を提供しています。
深大寺 元三大師大祭の屋台の出る日程・場所・種類
深大寺の「厄除元三大師大祭」は、毎年3月3日と4日に開催される大祭で、約300の縁起だるまの屋台がひしめき合う「日本三大だるま市」の一つです。この祭りは、寺の境内で行われ、深大寺の特徴的な豆まきやお練り行列も見どころの一つです。
屋台の種類は多岐にわたり、焼きそば、たこ焼き、ポテトフライ、信州吾平餅、調合する唐辛子屋さん、鯛焼き、綿飴、チョコバナナなど、様々な食事を楽しむことができます。屋台は狭い寺の境内に密着して並ぶため、盛り上げ感と身近さを強く感じることができます。境内に並ぶ屋台の数は多く、時間の都合上全てを把握するのは難しいですが、各種類の屋台が盛り上がりを見せています。
この祭りは、家族連れや老若男女が大いに賑わいを見せる東京に春を呼ぶ風物詩として知られています。深大寺の特有の習わしとして、僧侶が僧侶の前でだるまの目に梵字を書き入れ、両目が揃ったら感謝の意を込めて寺に納める「眼入れ」も行われます。
アクセス
電車でのアクセス方法:
「深大寺 元三大師大祭」への電車でのアクセスは、以下の方法で行います。まず、京王線の「調布駅」や「つつじヶ丘駅」から京王バスに乗り換えます。例えば、「調布駅」から14番乗り場の「深大寺行き」バスに乗車し、「深大寺」で下車、徒歩1分です。同様に、「つつじヶ丘駅」から北口の「深大寺行き」バスに乗車し、終点「深大寺」で下車、徒歩1分です。JRの「吉祥寺駅」や「三鷹駅」からも小田急バスに乗り換え、「深大寺」で下車し、徒歩3分です。これらのアクセス方法は、祭りの期間中に最も混雑する時間帯を避けるために有効です。
車でのアクセス方法:
車でのアクセスは、バスに乗車することをおすすめします。車は駐車場がなく、交通規制が入るため、避けるのが最善です。遠くから車で行く場合は、バス発車地点の駅周辺の駐車場に駐車してバスに乗るか、日中なら約1キロ離れた神代植物公園の駐車場を利用する方法があります。ただし、駐車場がなく交通規制が入るため、電車やバスを利用するのがより効率的です。
深大寺 元三大師大祭の駐車場情報
深大寺「厄除元三大師大祭」周辺の駐車場情報は以下の通りです。
深大寺には専用の駐車場はありませんが、周辺の駐車場を利用できます。主な駐車場としては、神代植物園の駐車場（収容台数約300台）やそば屋さんの駐車場が挙げられます。神代植物園の駐車場は24時間利用可能ですが、料金は最初の60分が300円、以降は30分ごとに100円です。
また、深大寺そば屋さんの駐車場も利用可能で、食事をすると駐車料金が無料となるお店が多くあります。ただし、駐車場の数は限られており、休日の昼前後には満車となる場合があります。
深大寺周辺の駐車場は一般的に1日700円前後で料金が統一されていますが、神代植物園の駐車場は最大料金の設定がなく料金が加算されていきます。特にバラフェスタや紅葉時には植物園駐車場が大混雑し、深大寺周辺の駐車場も混雑することが多く注意が必要です。
深大寺 元三大師大祭の交通規制について
深大寺の「厄除元三大師大祭」は、毎年3月3日と4日に行われる、歴史と伝統に富んだ行事です。この祭事に合わせて、境内で大師様のご威力にあやかる縁起だるま市が開かれます。約300軒の縁起だるま店が並び、参拝者は圧巻の景色に囲まれます。
この行事に伴う交通規制については、両日共に一部の通りが一方通行となります。午前10時から午後4時頃にかけて、特に三鷹通りの一部区間が交通の混雑を避けるため一方通行されることが予定されています。この規制により、参拝者が安全に参拝できる環境を提供し、行事の魅力を最大限に活かすことが期待されます。
深大寺 元三大師大祭のまとめ
「深大寺 元三大師大祭」は、毎年3月3日と4日に開催される歴史と伝統に溢れた行事です。この祭りは、江戸時代に始まり、慈恵大師を讃える縁日として行われます。祭りの中心は、元三大師堂で行われる諸願成就の大護摩供です。高僧が袍裳金襴七条袈裟を着て、境内を進む姿は圧巻です。特に、百味献膳の儀式で雅楽を先頭に、木遣り衆や雅楽衆が演奏しながら登場する「お練り行列」は、平安絵巻さながらの壮大な見せ場です。
また、境内では日本三大だるま市の1つ「だるま市」も開催されます。約300の縁起だるま店が並び、朱色で彩られた光景は心を躍らせます。購入しただるまは、僧侶より直々に目入れしてもらえる特設開眼所で、さらに魅力的な体験を提供します。参詣者数は例年10万人以上、深大寺の最大行事としてその名を広めています。
