白朮祭は新年最初の祭礼となっており、毎年1月1日に八坂神社で行われます。
白朮祭では折敷(おしき)13膳に鉋屑(かんなくず)である削掛(けずりかけ)と乾燥させた白朮の根を混ぜ合わせて盛り、それにご神火を点火した後、本殿正面から境内の石畳に投げ落とし、疫気・邪気を祓います。
八坂神社は別名「祇園さん」とも呼ばれており、大変人気の観光名所です。
初詣のお客様と白朮祭が重なるため、人出は3日間で100万人を超え、毎年大変混雑します。
そんな人気の高いお祭り白朮祭の日程・駐車場・アクセス・交通規制・SNSの評判や見どころをご紹介します。
目次
白朮祭とは?
白朮祭の歴史
京都市東山区にある八坂神社において元日1月1日午前5時から行われる一年の安泰を祈る神事である。古くは「祇園削掛神事(ぎおんけづりかけ、ぎをんけづりかけのしんじ)」と称した。 白朮はオケラ (植物)のことで、その根を燃やしたことから呼ばれる。
白朮祭日程・時間・開催場所・問い合わせ・公式HP
問い合わせ・公式HP
お問い合わせ |
八坂神社 075-561-6155 |
公式HP | http://www.yasaka-jinja.or.jp/event/okera.html |
map |
日程・時間
日程 |
開始時間 |
イベント内容 | 開催場所 |
1/1 | 5:00〜 | 白朮祭 | 八坂神社 |
白朮祭の見どころ
白朮祭
白朮祭は元旦の午前の5時に斎行される新年最初の祭典です。 折敷(おしき)13膳に削掛(けずりかけ)と乾燥させた白朮の根を混合して盛り、それに御神火を点じ御本殿正面から境内に向け撤します。
動画では石畳に投げ落とした火を吉兆縄に火を移すところを見ることができます。
この動画では吉兆縄をくるくる回しています。これは移した「をけら火」を消さないように風を火に与えることで消さないように回しています。この吉兆縄をくるくる回している様が京都のお正月の風物詩となっています。
持ち帰った「をけら火」を神棚の灯明に灯したり、雑煮を炊く火種に用いるなどして新年を祝います。 燃え残った火縄は「火伏せのお守り」として、台所にお祀りします。
注意点
「をけら火」を移す吉兆縄は数に限りがあるため、火を持ち帰りたい場合は事前に準備をする必要がありますが、大みそかから八坂神社へ向かっているのであれば周りの売り子から700円で買うことができます。
SNSでの評判は?
京都・八坂神社の元旦は「をけら詣り(白朮祭)」一年の無病息災を祈願https://t.co/fplJMs2Cb1#をけら詣り #白朮祭 #京都 #八坂神社 #元旦 #無病息災 #祈願 pic.twitter.com/vlwuSiXxex
— Journal4net (@Journal4net) December 21, 2016
年末31日は八阪神社の白朮祭 へ初めて行ってきた⁼³₌₃ pic.twitter.com/AOKuGtadaM
— nayu* (@nayu232) January 2, 2017
白朮祭。神事のお邪魔にならぬよう横から撮ってみた(某テレビ局のカメラマンの隣にて) pic.twitter.com/rsyyTLwJ1b
— ○がりた (@PhantommondRita) December 31, 2015
屋台の出る日程・場所・種類
お祭りの楽しみの1つと言えば
屋台は欠かせませんよね。
過去の屋台情報が見当たりました。
場所は限定されており、西楼門付近にご用意があるようです。
アクセス
電車のアクセス
祇園四条駅から徒歩約5分
京都河原町駅から徒歩約8分
車のアクセス
公共交通機関をご利用ください。
駐車場情報
付近駐車場はこちら
駐車場はありますが、交通規制などがあり、お勧めできません。
また、当日は電車が0時〜5時でも動いているようですのでそちらを使うと便利かと思います。
交通規制について
12月31日の21時頃から交通規制がありますので、ご注意ください。
まとめ
大変混雑しますが、楽しめるお祭りになっていると思います。
をけら火をくるくる回し、風物詩を体験してみてはいかがでしょうか。