「 冬祭り 」一覧

「氷瀑まつり」は、北海道上川町の層雲峡で毎年1月下旬から3月上旬まで開催される冬季イベントです。1976年に彫刻家・竹中敏洋の指導のもとに発案され、現在は第50回を迎えます。会場は石狩川河川敷に特設され、1万平方メートルの広さを誇り、近隣には層雲峡の温泉街が広がっています。

十日町雪まつり（とおかまちゆきまつり）は、新潟県十日町市で毎年2月中旬に開催される雪の祭典です。1950年（昭和25年）に初めて開催され、戦後の絹織物製品の生産再開や雪中運動会のルーツが背景にあるこの祭典は、日本で最初に住民が主体となって雪まつりを行ったことから、「現代雪まつり発祥の地」として知られています[1][2]。

横手のかまくらは、約450年の歴史を持つ雪国伝統行事です。かまくらは、雪で作られた小さな家のような形をしており、かまくら作りは雪国の代表的な雪遊びの一つです。横手市では毎年2月に、市内に100基以上ものかまくらが作られ、横手の雪まつりが開催されます[1][2][3]。

弘前城雪燈籠まつりは、青森県弘前市で開催される冬の祭りで、弘前四大まつりの一つです。毎年2月中旬に弘前公園で開催され、約150基のねぷた絵をはめ込んだ雪燈籠や約300基のミニカマクラが並びます。雪燈籠は企業・学校などの団体や市民の手によって作られ、メイン会場の四の丸には歴史的建造物などの大雪像や大型滑り台などが作られ、ステージではさまざまなイベントが開かれます。夜間特別照明は16時30分頃から21時まで行われ、雪化粧した天守閣や老松もライトアップされます[1][2]。

なまはげ柴灯まつりは、秋田県男鹿市の真山神社で毎年2月の第2金・土・日曜日に開催される冬の観光行事です。このまつりは、900年...

雫石冬フェスタ in 小岩井農場は、岩手県雫石町の小岩井農場まきば園で開催される冬季イベントです。54年の歴史に幕を閉じた「いわて雪まつり」に代わる新たなイベントとして、雫石町が主催しています。イベントの期間は2月4日から2月11日まで、土曜日と祝日には特別なイベントが行われます。

比内とりの市は、秋田県大館市で開催される冬のビッグイベントです。1985年から始まり、2018年で34回を数えるこのイベントは、「見る・買う・食べる・遊ぶ」をテーマに開催されます。主な行事は、天然記念物である比内鶏のみならず、比内地鶏をはじめとするすべての食鳥を供養する「感謝祭」です。会場の中央には神殿が設けられ、「神迎えの儀」でイベントがスタートし、2日目には神殿前で「比内鶏感謝祭」が行われます。

三吉梵天祭は、秋田市で毎年1月17日に行われる伝統的な祭典です。祭典では、3.5メートル長の「梵天」と呼ばれる幡杆を太平山三吉神社に奉納する競争が行われます。この競争は、子供たち、市民、企業の従業員などが参加し、激しい先陣争いが繰り広げられます。梵天の上には華麗なデザインや五色の標識が飾られ、参加者は梵天の上の三角形の護身符を触ることで神力が得られると信じられています。

一日市裸参りは、秋田県南秋田郡八郎潟町で行われる年中行事です。この行事は昔の修験者の荒修行の名残と伝えられ、若者たちが冷水で水垢離をして体を清めます。行事では、若者たちは鉢巻、サラシ、白パンツ、足袋に草履といった勇ましいいでたちで、元旦除夜の鐘を合図に樽御輿を担ぎ、町内の各神社を参詣し、五穀豊穣・家内安全などを祈願します。

坂下初市は、福島県会津坂下町で毎年1月14日に開催される伝統的な行事です。約400年前の歴史を持ち、日月神社の祭礼の一環として行われます。祭礼では、町役場を中心に上町（東）と下町（西）に分かれ、大きな俵を引き合う「奇祭大俵引き」が行われます。この行事は、上町が勝つとその年の米の値段が上がり、下町が勝つと豊作になるという伝説があります。