毎年、徳島で行われる「阿波おどり」は、江戸開府より約400年の歴史がある日本の伝統芸能の1つです。今回ご紹介する徳島市の阿波おどりは日本最大規模の阿波踊りで8月12日〜15日の4日間実施され、約130万の人出と約10万人もの踊り子で盛り上がりを見せます。
そんな大変な盛り上がりを魅せる阿波踊りの開催情報や屋台などをご紹介したいと思います。
目次
阿波踊りとは
阿波踊りの歴史
徳島の阿波おどりは、江戸に幕府が開かれてから約400年続く伝統芸能だそうですが、その始まりははっきりとした起源は分かっていないそうです。
阿波おどりの起源と言われる説はいくつかあるようですが、その中で有力な説は以下の3つと言われています。
①徳島城の築城起源説
天上15年(1587)に徳島を統治していた蜂須賀公が徳島城の築城を祝い、城内に町人たちを招いて踊らせたという説。
②精霊踊り説
旧暦の7月に行われていた精霊踊りが起源という説。
③古事に記された文献説
「三好記」という古事に記された、天上6年(1578)に勝瑞城(板野群藍住町)で十河という人物が盆行事に京から猿楽座を招いて、盛大な風流踊りを催したことからという説。
阿波踊りの見どころ
阿波踊りの見どころは盛りだくさん!
たくさんある中でも特にこれだけは押さえておきたいところだけご紹介します。
連
阿波踊りのチームは三味線、笛、太鼓、男踊り、女踊りなど数十人が1つの「連」というグループになっています。その踊り子などは2拍子のリズムに合わせて踊り歩きます。
阿波おどりに参加する「連」はその数なんと1000組以上!
その参加者の総数は飛び入り参加も含めて約10万人以上だそうです。
また、主な「連」は「有名連」「企業連」「学生連」仲間同士で作った連などがあり、「企業連」では会社のPRのために有名タレントなどを招待するところもあり、阿波おどりがいっそう盛り上がるそうです。
有名連毎日開催
踊りの技術が高い「有名連」による阿波踊りのステージが期間中に毎日開催され、照明などで演出された華やかな阿波おどりが見られるそうです。
にわか連で、阿波踊りに参加も可能
にわか連のハッピを着て阿波踊りを体験することもできます。
思い出にもなりますし、踊り子気分で盛り上がるにもいいです。
男踊り
勇ましさと滑稽さを表現する所作の振りは大小さまざま。
基本的には素手で踊りますが提灯を持ったり、うちわなどを使って踊ることも多いです。
たくましくて大きく、勇猛に踊ったり、滑稽に踊ったりします。
この男踊りは,男性だけではなく,女性の踊り手や少女が踊る場合もあります。
女踊り
色鮮やかな女物の浴衣に,網笠を深くかぶり,草履ではなく下駄を履いて踊る様がとても色っぽい女踊り。上品、そして艶やかさを踊りで表現します。
鳴りもの
主に6つの伝統楽器(笛・三味線・締太鼓・大太鼓/大胴・大皮/鼓・鉦(かね))で2拍子のリズムを刻みながら踊り子の魅力を最大限に引き出す音楽隊。連の一番最後に位置して,後ろから連を後押しして盛り上げる,引き立て役です。
問い合わせ・日程・開催場所
問い合わせ
お問い合わせ | 088-621-5298 |
公式HP | https://awaodori-kanko.jp/ |
日程
2019年 11:00〜 アスティとくしま |
選抜阿波おどり大会 ショーアップした豪華な阿波踊りが観覧できる ・前売り特別指定席 3600円 |
2019年 11:00〜 あわぎんホール |
選抜阿波おどり大会 有名連による舞台演出を生かした洗練されたステージが楽しめる ・前売り指定席2800円 |
2019年 第1部 第2部 有料演舞場 |
阿波おどり本祭 大演舞場で熱気あふれる阿波踊りが観覧できる ・前売りS席 2000円 全席当日券200円増し ※2019年総踊りスケジュール 8月12日(月)22:00〜22:30 8月13日(火)22:00〜22:30 8月14日(水)22:00〜22:30 8月15日(木)22:00〜22:30 |
2019年 18:00〜 無料演舞場 |
阿波おどり本祭 無料演舞場で熱気あふれる阿波踊りが観覧できる |
2019年 18:00〜 おどり広場 |
おどり広場&おどりロード 踊り子と観客が一体となった自由気ままな演舞が楽しめる |
2019年 18:30〜 徳島市役所市民広場 |
にわか連 にわか連に参加して演舞場での阿波踊り体験ができる |
有料演舞場4ヶ所・無料演舞場2ヶ所・その他演舞場
有料 演舞場 |
①市役所前演舞場 | 8月12日 〜15日 第1部 18:00 〜20:00 第2部 20:30 〜22:30 |
・8月14日22:00〜総踊り ・車椅子専用観覧席あり ・屋台あり |
有料 演舞場 |
②藍場浜演舞場 | 8月12日 〜15日 第1部 18:00 〜20:00 第2部 20:30 〜22:30 |
・8月15日22:00〜総踊り ・一番人気の有料演舞場 ・芸能人が来る ・周辺に屋台が多い ・JR徳島駅から一番近い |
有料 演舞場 |
③紺屋町演舞場 | 8月12日 〜15日 第1部 18:00 〜20:00 第2部 20:30 〜22:30 |
・8月12日22:00〜総踊り ・阿波おどりからくり時計が目印 ・屋台あり ・繁華街に近い |
有料 演舞場 |
④南内町演舞場 | 8月12日 〜15日 第1部 18:00 〜20:00 第2部 20:30 〜22:30 |
・8月15日22:00〜総踊り ・有料演舞場の中で唯一「特別観覧席」が設定されている ・屋台あり |
無料 演舞場 |
⑤両国本町演舞場 | 8月12日 〜15日 18:00 〜22:30 |
・両国本町商店街に設置 ・最も大きな演舞場 ・全長も一番長い ・踊り子や見物客で賑わう |
無料 演舞場 |
⑥新町橋演舞場 | 8月12日 〜15日 18:00 〜22:30 |
・東新町商店街に設置 ・JR徳島駅から徒歩5分 |
おどり広場 | ⑦元町おどり広場 | 8月12日 〜15日 18:00 〜22:30 |
・体験広場 |
おどり広場 | ⑧新町橋東おどり広場 | 8月12日 〜15日 18:00 〜22:30 |
・浮きステージ |
おどり広場 | ⑨両国広場 | 8月12日 〜15日 18:00 〜22:30 |
・自由広場 |
おどり広場 | ⑩両国橋南おどり広場 | 8月12日 〜15日 18:00 〜22:30 |
・ステージ |
おどりロード | ⑪両国橋南詰おどりロード | 8月12日 〜15日 18:00 〜22:30 |
③紺屋町④南内町⑤ |
屋内 演舞場 |
⑫アスティとくしま |
8月11日 |
選抜阿波おどり大会(前夜祭) ※有料チケット必要 |
屋内 演舞場 |
⑬あわぎんホール | 8月12日 〜15日 11:00〜 15:00〜 19:00〜 |
選抜阿波おどり大会 ※有料チケット必要 |
屋内 演舞場 |
⑭阿波おどり会館 | 8月12日 〜15日 特別公演 11:00〜 13:00〜 15:00〜 阿波おどり体験 17:00〜 |
有名連による特別公演や阿波おどり体験が行われる ※特別公演は有料チケット必要。当日9:00〜阿波おどり会館にて当日券のみ販売 ※阿波おどり体験は無料の整理券配布予定 |
総合案内所 | ⑮阿波おどり総合案内所 | 8月12日 〜15日 |
徳島駅前徳島バス乗り場横に阿波おどり期間中のみ設置 |
SNSでの評判は?
#高円寺阿波踊り
— ぷりん@チームドリーミージャパン (@purin_tukiusa) 2018年8月27日
観ていて一番好きだったのが
徳島県から参加された、苔作さん
阿波踊りちゃんと観たのは初めてだったんだけど…
来年も行きたい♡
オールドレンズで撮ってたから
ピントがアレだけど笑
2018.8.25#purin_pic#東京カメラ部#高円寺阿波踊り2018 #苔作#オールドレンズ倶楽部 pic.twitter.com/Se8PGwEhpF
!!!阿波踊り 2017!!!
— れあまる (@r__e_a_0824) 2017年8月13日
” 踊る阿保に見る阿保
同じ阿保なら 踊らな損損 “
👘🎐🌀🌟🌊⛩🥒🍧💎🏮 pic.twitter.com/5E6rxjmbAK
阿波踊り2018
— H.manabe (@Hmanabe2) 2018年8月15日
お盆休みの予定が軽くなったので急遽参戦。今年は総踊り中止問題でチケットがかなり余ったみたいでガラガラでした。そのおかげでゆっくり撮影出来ました。祭りの雰囲気、踊り子さんの雰囲気が素敵で見てる側も自然と笑顔になれました。また来年行こう。#東京カメラ部 #阿波踊り pic.twitter.com/slEpEwHdB6
屋台の出る日程・場所・種類
夏祭りといえばやはり屋台は必須ですよね!
阿波踊りの屋台の場所についてご紹介していきます。
徳島市阿波踊りの屋台出店場所は徳島市役所前と藍場浜演舞場近くに多く出店されるようです。
①藍場浜演舞場
②徳島市役所前
時間帯は朝の9時から夜の9時くらいまで開店していることが多いようです。
注目すべきは地元の有名店が出店しているケースが高いことです。
徳島で有名どころは
徳島ラーメン
ラーメン人生。
— nonbe-cameraman (@NonbeP) 2019年7月14日
美味しかった!#徳島ラーメン pic.twitter.com/XWZItQmYq1
突貫亭の焼きそば
2019. 焼きそば専門店 突貫亭
— カスマシ (@kasumasi) 2019年3月17日
突貫亭焼きそば(特大・太麺・ソース・肉2倍・ネギ大・卵)
-うどん?いやいや焼きそば-
本日のラストは徳島に戻って来てのコチラで。
何度も来た事があるわりに初めての太麺。
ソースの焦げた匂いがたまらなくそそる。
追いソース、魚粉をたんまりかけて一気に喰らう。 pic.twitter.com/xZobymDXAS
元祖大判焼
石川典行の徳島駅食べ歩き①
— 石川典行 (@ICCHY8591) 2014年9月11日
元祖大判焼 あたりや
かなり濃厚なあんこで一個でもずしりとお腹に響きます。
作る作業が店外から見えるサプライズあり! pic.twitter.com/X1e6G59mPn
徳島バーガー
徳島バーガーとドヤ顔倉岡でございまーす!🍔🍔🍔 pic.twitter.com/sK2dkDz6qc
— 22/7 倉岡水巴 (@mizuha_227) 2018年10月8日
半田そうめん
夕飯は、半田そうめん。胡麻つゆと、麺つゆの二刀流で頂きます! pic.twitter.com/WCAuzxz4ra
— そうめん (@r9h_h8) 2019年7月21日
祭りを楽しみながらご当地グルメを堪能できそうですね。
アクセス・駐車場情報
電車のアクセス
JR四国、徳島駅下車
車のアクセス
徳島自動車道 井川池田~徳島60分
駐車場情報
交通規制について
現在詳しい交通規制場所は公開されていません。
公開次第随時更新します。
まとめ
130万人も毎年人出があるお祭りです。
前夜祭も含めると観に行けるチャンスが五日間もあります。
是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?