祭の始まりは時代は遡ること300年前からだそうです。
京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大美祭りの一つに数えられた祭りとは?
魅力的な祭りである秩父夜祭 日程・屋台・SNS・時間・アクセスや見どころをご紹介します。
目次
秩父夜祭とは?
秩父夜祭の歴史
魅力的な祭りの始まりは300年前の江戸時代!
天下泰平での盛期(江戸時代)には祭りが存在しており、
村々では、農民や漁師が祈願の為の祭りや行事が催されたという歴史の記憶があります。
有名な祭りの始まりは秩父地域の農民が副業として始めたお蚕祭りが始まりと言われています
そのお蚕祭りが秩父で有名になり、秩父夜祭と言われています。
つまり、お蚕祭りから名称が変わり、日本三大美祭りの一つになったのが秩父夜祭です。
また、2016年の12月1日の午前2時2分には、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されている秩父夜祭の見どころは?
日本三大美祭のひとつといわれる秩父夜祭ですが、その「美祭」と呼ばれる所以は、一体どこにあるのでしょう?
笠鉾と屋台
魅力の一つとして笠鉾2基と屋台4基はかなり目を惹かれるものがある。
これはどれも釘を使わず組み立てられており、動く日光東照宮とさえ言われるほど綺麗であり、特徴は金色の飾り具や極彩色の彫刻がなされていることである。
屋台歌舞伎
秩父夜祭の昼の部では、秩父神社に祭られている女神の妙見(みょうけん)様と、秩父のシンボルである武甲山に鎮座する男神の龍神様が、途中のお旅所で1年に1度の逢瀬を楽しむ祭りとされている屋台歌舞伎が行われることも。
祭り期間中には是非秩父神社に一度足を運んで欲しい。
歌舞伎を観たこともない人も楽しめる内容となっているはずだ。
花火
一番初めに私が気になったのは実はこれ!
夏以外には中々見れない花火が間近くで観れるという点が一番初めに気になった点です。
花火大会は夏は程よくあるが、冬の花火大会は数えるくらいしかない。
そんな中、冬の花火はどんな花火の見え方をするのだろうという興味が沸いた。
実際に花火を見た感想
思った以上に協賛が非常に多く、超大手からの協賛もあった。
打ち上がる花火は7000発ということだが、色々な種類の花火が程よい感覚で上がり永遠と思えるくらい打ち上がり続ける。
実際には19時半から22時くらいまでであり、花火にキャラクターを乗せた花火が打ち上がるようなユニークな花火から本格的にプログラムを組んだのだろうと感心するような花火が上がったりと飽きることなく上がり続ける。
最後には有名なスターマインなどもあり、最後まで楽しめる内容となっている。
人混みが嫌いな人へ朗報
夏の花火と言えば、人混みです。
花火を見に行ってるのではなく、人を見に行っているのかわからなくなるくらいの人、人、人。
花火は好きだけど、人混みが嫌で行かない人っていませんか?
私はまさにそれです。
秩父夜祭は駅前には人が集まる傾向にありますが、200メートルほど駅から外れると周りは一切気にならないほど静かになり、一切人混みは気になりません。
空気も澄んでおり、体に振動が来るほどの距離で観ることができるのが私の中では一番の魅力です。
秩父祭りのスケジュール
12月2日(月)
※以下は2018年の情報です。
【宵宮】■国指定重要無形民俗文化財「秩父神社神楽」奉奏場所:秩父神社「神楽殿」時間:10:00~ |
■中近笠鉾曳き回し、宮地・上町・中町・本町の屋台曳き廻し場所:秩父神社~本町・中町・上町通り時間:11:00~16:30、18:00~20:00(一部午前から曳き廻し) |
■屋台曳き踊り場所:秩父神社~本町・中町・上町通り時間:11:00~16:00 |
■花火打ち上げ場所:羊山公園(打ち上げ場所)※花火の観覧は市内各所から可能時間:19:00~20:00頃 |
3日(火) |
■国指定重要有形民俗文化財「笠鉾・屋台」曳き回し場所:市内時間:9:00~未明 |
■秩父路の郷土料理味自慢・土産品即売場所:道の駅ちちぶ時間:9:30~23:00 |
■屋台曳き踊り場所:秩父神社~宮側・本町・中町・上町通り時間:9:30~13:00 |
■秩父郷土芸能公開場所:①西武鉄道「西武秩父駅」前、②秩父鉄道「秩父駅」前、③矢尾百貨店第一駐車場時間:①10:00~17:00、②10:00~15:30、③11:00~19:00頃 |
■「屋台芝居」公開場所:屋台芝居会場 ※当番屋台町会の上町が実施時間:11:00~14:00 |
■おねり(歌舞伎道中)場所:屋台芝居会場→本町会所→矢尾百貨店時間:14:30~15:30頃 |
■秩父歌舞伎公演場所:矢尾百貨店第一駐車場時間:16:00頃~17:30頃 |
■競技花火と観光スターマイン大会場所:羊山公園(打ち上げ場所)※花火の観覧は市内各所から可能時間:19:30~22:00 |
※くわしくは公式サイトをご覧ください。
アクセス
電車の方
特急レッドアロー |
【池袋行き】西武秩父駅22:45発→0:14池袋着 |
【所沢行き】西武秩父駅23:20発→0:22所沢着 |
各停・準急 |
【池袋行き】西武秩父駅22:25発→0:27池袋着 |
【所沢行き】西武秩父駅23:40発→0:59所沢着 |
車の方
最寄りのインターは圏央道の狭山日高IC
関越自動車道の花園IC→皆野寄居バイパス利用
駐車場は多数用意されていますが、渋滞が予想されますので、電車で行くことが可能な方は電車の利用をおすすめします。
まとめ
秩父夜祭は、毎年30万人以上もの人が集まる秩父のお祭りです。
何を目当てで行くかによりますが、花火目当てであれば、仕事帰りでもいけますし、屋台歌舞伎などを見るのであれば予定を見て昼頃行くことをお勧めします。
また、屋台も出店されており、つまみを食べつつお酒を飲みつつ、花火などを見る。
そんな楽しみができるお祭りとなっています。
是非、行ったことない人は冬のお祭りというものを楽しんでみてはいかがでしょうか?