埼玉県狭山市内にあります梅宮神社で行われる甘酒祭りとは県内でも有名な、盃を勧めては謡いあげ、さらに盃を交わすという饗宴型のお祭りです。このお祭りは埼玉県で無形民俗文化財になっています。梅宮神社の甘酒祭りは、関東地方にはめずらしい頭家制の供宴形式の酒盛り祭りです。当日は屋台なども出され、多くの人で賑わうお祭りのようです。
今回は梅宮神社の甘酒祭り 2025 日程・駐車場・アクセス・交通規制・屋台・SNSや見どころをご紹介していこうと思います。
梅宮神社の甘酒祭りの歴史
承和5(838)年に酒造の神として信仰されている京都の梅宮大社から分社されたころから始まったとされる、また清浄な田んぼで収穫したお米から白酒を造り天地神に祀ったことから始まったとされているお祭りです。梅宮神社の甘酒祭りは関東地方ではめずらしい頭家制の供宴形式の酒盛り祭りです。頭家制度とは、神社などでおこらわれる祭礼や神事などの行事の執行をする際に中心的な役割をする人を決めておく制度です。関西地方ではよく見られていた制度ですが、関東地方では見られることは少なかったようです。これは、京都にあります酒造の神として信仰されている梅宮大社から分社したことが影響しています。
梅宮神社の甘酒祭り日程・時間・開催場所・問い合わせ・公式HP
問い合わせ・公式HP
お問い合わせ | 狭山市役所・社会教育課 04-2953-1111 |
公式HP | https://www.city.sayama.saitama.jp/manabu/rekishi/siteibunkazai/ume-amazakematuri.html |
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2月11日(火・祝)
時間帯 | 行事内容 | 詳細 |
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午前 | 神事 | 神職による伝統的な儀式が行われ、祭りの安全と豊作を祈願します。 |
昼過ぎ~夕方 | 盃の饗宴 | 頭家制に基づき、参加者が盃を交わし謡い合う独特な酒盛りが繰り広げられます。 |
終日 | 屋台出店 | 地元の特産品やグルメを楽しめる屋台が立ち並び、祭りを盛り上げます。 |
随時 | 地域文化の紹介 | 地元の伝統工芸品や文化展示などが行われ、訪れる人々に狭山の魅力を伝えます。 |
夜間(閉祭) | 感謝の祈りと閉祭式 | 一日の祭りを無事終えられたことを神に感謝し、閉祭となります。 |
このように、伝統文化を体感できる催しが一日中行われ、多くの人々で賑わいます。
梅宮神社の甘酒祭りの見どころ
埼玉県狭山市にある梅宮神社の甘酒祭りは、県内有数の伝統的な祭りで、盃を交わし謡い合う独特な饗宴が見どころです。この祭りは埼玉県の無形民俗文化財にも指定され、関東地方では珍しい頭家制の供宴形式を体験できます。当日は、屋台が立ち並び、多くの人々で賑わいを見せる活気ある雰囲気が楽しめます。また、歴史ある神社の趣とともに、伝統的な酒盛りの儀式や地元文化に触れられる貴重な機会です。訪れる人々にとって、和やかな雰囲気の中で地域の風習やおもてなしの心を感じることができる、心温まる体験となるでしょう。
SNSでの評判は?
屋台の出る日程・場所・種類
お祭りの楽しみの1つと言えば
屋台は欠かせませんよね。
アクセス
電車のアクセス
西武新宿線「狭山市駅」下車 徒歩約30分
車のアクセス
首都圏中央連絡自動車道「狭山日高」ICより約10分
駐車場情報
無料駐車場及び臨時駐車場はないようです。
交通規制について
当日神社付近で交通規制はないようです。
まとめ
梅宮神社の甘酒祭りは、盃を交わし謡い合う饗宴や、頭家制という珍しい形式を体験できる伝統的なお祭りです。歴史ある神社の趣と賑わう屋台の雰囲気も相まって、訪れる人々を魅了します。地域の文化や温かなおもてなしを肌で感じられるこの祭りに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと特別な思い出がつくれるはずです。